現代社会というのは理不尽かつ皮肉なものだ。良い会社に入るために良い大学に入り、その為に遊びや恋愛を犠牲にしてきた者も少なくないだろう。
しかし良い会社に入ったからといってその会社内にいい出会いがあるかと言うと・・・そうではないのが現状だ。
日々の仕事や生活を維持するのに精一杯で、なかなか自分が出会えない原因や対策を考える暇なんか無いんじゃないか?
この記事ではそんな諸君らの現状を客観的に振り返り、出会える可能性のある方法とその心構えを伝授していきたいと思う。
社会人に出会いが無いのは会社という檻に閉じ込められているからだ
会社というのはある意味、中学高校と何の変りもない閉鎖的な空間だ。その環境によっては檻に等しい。まずは自分達の会社が当てはまっていないか考えてみてほしい。具体例を3つ紹介しよう。
1.女っ気がない職場
男女比と言う観点での職場環境だな。あるいは年齢層の壁がある場合だ。言い換えれば男子校に居るようなものだ。出会いなんてあったもんじゃない。そういう職場ほど、取引先も男ばっかりだったりするんだよな・・・。
2.仕事をし、帰って寝るだけの生活
社会人にはさまざまな枷があるから、金はあっても学生ほど大手を振って遊べる時間が無い。ましてや活動範囲が自宅と会社の往復だなんて、どこに出会いを求めたらいいのか・・・。
今じゃ通勤時間が1時間を超えるなんてざらにある世の中だ。長い通勤時間を使っている割に住んでいる世界が狭すぎるんだ。
3.社外との交流がない職種
社内にいくら同年齢層が少なくても、恋愛対象がいなくても、取引先やお得意様、グループ企業など出会い方は色々ある。
しかしながら研究職やIT関連等、対人で無くても仕事が成り立つような仕事や、社外に出ない仕事についているとそれこそ出会いが全く無い。
ちなみに、男女別に出会いの少ない職業一覧を載せておく。
出会いの少ない職業:男性編
- 自衛隊
- 土木・建設
- トラックドライバー
- 漁師
- 農家
- 引っ越し業者
- システムエンジニア
- 整体師・マッサージ師
- 理系研究所
- 警察官
- 消防官
- 海上保安官
なるほど。一瞬で男臭い職場が想像できたな。整体師やマッサージ師などは女性をお客さんとしか見れなくなるらしい。出会いはあるのに異性として意識できないのはかなり辛い環境だと言える。
出会いの少ない職業:女性編
- 看護師
- 介護福祉士
- 保育士
- エステサロン
- 化粧品販売
- コールセンター
看護師と患者の恋愛・・・というのは昔憧れた事があるが、実際は看護師は患者を患者としてしか見れないらしい。そりゃそうだ。一々患者のちん○んを見て興奮などしていられないからな。
異性と出会うためには休日の過ごし方を変えねばならない
これは当然そうなる。会社という身近な環境に出会いが無いのであれば、外に探しに出かけるしか方法は無い。
出会いを待っているようじゃ、そのまま時間だけが過ぎて人生が終わるパターン一直線だ。出会いを求めている者にとって、休日は休む日ではなく積極的に活動をする日なのだ。
社会人の出会いの場所はたくさんある。大切なのはきっかけだ。
出会いの場所は少し世界を広げれば実はそこかしこに転がっている。要はその世界を知ろうと行動を起こす、何らかのきっかけがあればいい。
いくつか出会いに繋がりそうな場所を紹介する。きっかけ作りの参考にしてほしい。
趣味・習い事
恋愛に発展するきっかけの一つが「尊敬と憧れ」だ。習い事というのは出来る人が出来ない人に教えるという一種の師弟関係だし、同じくらいの経験・能力の異性との横の繋がりもあり、教え合ううちに親密な関係に発展することもある。
もちろん趣味や習い事をする際には女性の多いものを選ぶべきだが、明らかに男女比がおかしい場合や興味の無さすぎるものを選ぶと出会い目的と思われドン引きされるので選択には十分注意が必要だ。
イベント・フェス
共通の目的があるイベントやフェスなどは異性に声を掛けやすいし、話題も尽きないので親密になりやすい。
ただし諸君らがガチファンなら問題ないが、にわかやライト勢が話題の中でマウントを取ろうとすると論破されて終了するので注意が必要だ。(そしてクソ恥ずかしい)
大切なのは知識をひけらかしてマウントを取る事ではなく、共に楽しめる異性を探すことだ。
結婚式の二次会
定番中の定番である。異性が新郎側だったら新郎をネタに、新婦側だったら新婦の事を聞いたりしてきっかけ作りが出来る上に、周りに仲間も多いのでグループで連携して話を発展させやすい。
気になる異性がいたら協力を仰いでも良いかもしれない。
合コン
これもド定番だ。知り合いのツテ、取引先のツテなどを使って合コンを組めるのならば積極的に幹事をやると良い。
やはり幹事は合コンにおいて幹事の役割は大きいが、第一印象として悪い印象がつかないことと連絡先の入手が非常に容易である事を考えれば役得のほうが大きい。
私は積極的に幹事をするタイプだ。TPOに合わせた場所選びが得意であるし、事前に店の場所や店内の様子を見に行く。
そういうマメさが異性に評価されるポイントにもなるわけだな。面倒な事は進んでやると吉だ。
ジム
個人が頑張る場所という印象もあるかもしれないが、今は2、3人のグループで定期的に通う人も少なくない。
顔なじみになるとウォームアップやクールダウンの体操の最中にコミュニケーションを取りやすくなる。
私は仲良くなりすぎてベンチプレス中に話しかけられて死にそうになった事がある・・・。流石にちょっと付き合い方を考えた瞬間であった。
SNS
ライトな繋がりであれば本当に簡単に繋がれる世の中になったものだ。Twitterならハッシュタグ、Facebookならコミュニティなど、同じ趣味で共通点もあるから話も広げやすい。
オフ会なんかも今や日常茶飯事だから、実際のお付き合いに発展する可能性も高い。あ、この場合も幹事は役得だと思うぞ。初対面で幹事を買って出たり企画をする人はあまりいないからな。
youtube
特技や発信する情報がある場合は大変オススメする。今はどんなにアングラなカテゴリでも、ファンが付けば必ず会いたいという人が出てくる。
その中でも趣味系動画は繋がりができやすい傾向にある。とにかくyoutubeはジャンルの多様化が凄まじい。やらない方が損だ。
行きつけの場所
居酒屋、バー、ダーツバー、カフェなど、行きつけの場所を作るのは必須だが、大切なのは店員と仲良くなっておく事だ。
店員と仲良くなる事で、同じように行きつけにしている異性と、自分、店員、女性のような3人で話す機会が結構増えたりするものだ。
ナンパ
ハードルは高いが出会いの為だ。趣味などのつながりがなく、相手の事を全くわからない状態で声を掛けるのでリスクが高いが、声を掛ける練習ついでに引っかかることもある。
最近は出会いの場がSNSにシフトしているので直ナンパは警戒されがちだが可能性はゼロではない。
容姿を重視するなら始めから選んで声を掛けられるという点でもいいかもしれない。
友人の紹介
これも定番だ。友人関係を考えればいい加減な女性を紹介されるリスクが低い反面、別れると色々気まずいというデメリットはある。
別れ方は本当に気を付けたほうがいいな。だが出会いの方法としては知人の紹介ということで警戒心は低く仲良くなりやすいという利点がある。
スポーツ
運動に自信があればスポーツもあり。自信があればと書いたようにハードルは高い。一緒に楽しむだけの趣味とは違い、初心者はなかなかモテない。
スポーツする上で大勢の中で個を発揮できる人、つまりできる人がモテる。そして女子が少ないスポーツでは意味がない。
セミナー・勉強会
社内でいくら出会いが難く外との繋がりがない職種でも、セミナーや勉強会・研修なんかはあるだろう。セミナーや勉強会では終了後に懇親会が設けられている事が多い。
そこに参加して異性に声を掛ける。この場合も共通点があるので話が盛り上がりやすく、LINEの交換をしやすい。
ただし副業系のセミナーの場合は旦那の稼ぎを補おうとする主婦ばっかりだったりするし、金の事しか考えていない人が多いのでオススメしない。
やっべぇ宗教に入る(ネタです)
ネタとは言ったが、実は割と確実に異性と付き合う方法かもしれない。捉え方の問題と考えれば宗教は趣味だ(強引との意見は否定しない)。
変な生き方に縛られる事を対価にすれば顔面偏差値の高い異性をゲットできるかもしれないぞ。。。
いや、安易に変な宗教に入るなよ?信じるものはすくわれるぞ?足元をな!
社会人が出会いのきっかけを作るための心構え6つ!
上に挙げたように、出会いの場所がそこかしこにたくさん転がっているのはわかっていただけたと思う。だが、本気で出会うためにはそれなりに心構えが必要だ。
必ず守って欲しい心構えを7つ紹介するから参考にしてほしい。
1.上司や友人からの誘いを断ってはならない
直接的な出会いに繋がらなかったとしても、男だらけでも、まずは誘われたら行く気持ちが大切だ。
外に出ることに慣れるのだ。横のつながりができたら良い人を紹介してくれるかもしれないという長期的な心構えだ。
2.知らない場所に行ったり新しいことに挑戦する
身の回り以外での出会いを大切にするということだ。その積極性が良い出会いを呼ぶ。
新しく挑戦したこと。初めは教えてもらっていた異性に、その内自分が教えるくらいにのめり込んで恋愛に発展することなんてザラにある。
3.自分に合った趣味をとことんやり込む
今までは複数でできる趣味が望ましかったが、今は動画配信などでその限りではない。アングラな趣味や、狭く深い趣味なんていくらでもある。
人に教えられるくらいまでになると出会いのチャンスがぶわっと広がる。
4.出会いを求める人達が集まる場所にも参加してみる
先に紹介した出会いの場は、女性が必ずしも恋人を求めているとは限らない。あくまで延長線上に出会いがあるかもしれない程度だ。
だからこそ、出会いを目的とした集まりにも積極的に参加すべきだし、そのハードルの低さは百聞は一見に如かずだ。
ちなみに私は既婚である故、こんなところで夜な夜な遊んでいる。妻バレが怖いため限定公開中である。
5.異性に積極的に声を掛ける
1にも2にも、声を掛けられなければ始まらない。待っているだけで出会えるほど世の中は甘くない、受け身は出会いの大敵だ。行動あるのみ!である。
6.異性とのトークパターンをある程度決めておく
なんて声を掛けたらいいかわからない、そんな奥手な諸君にオススメな方法だ。
ただし、それはあくまでもきっかけ作り。相手が話に食いついてもっと話したいと思っているのに気づかずに話をコロコロ転換することのないようにな。
相手の反応を見ながらパターンを使い分けることがトークをうまく進めるコツだ。
出会いを邪魔する心のブレーキをぶっ壊せ!
そんな事は頭の中でわかっていても出会いに向けて行動を起こせないのは、心がブレーキを掛けているからだ。
何故自分にブレーキが掛かっているのか、いくつかのパターンを見ていこう。ブレーキはぶっ壊さなければ一歩を踏み出すことは決して出来ない。
出会い方に対するこだわりは捨てる
図書館で同じ本を手にとって「あっ・・・///」みたいな感じで出会いたいだと?
そんな三流恋愛漫画のような理想やこだわりは今すぐ捨てる事だ。どこでどんな形で出会っても良いじゃないか。
どこで良い人と巡り合うかなんてわからない、変なこだわりは出会いのチャンスを逃す。
理想が高すぎると本質を見失う
自分の理想の異性なんて自分の意識の中にしか存在しない。そんな夢のような基準を元に足切りラインを設定している諸君、それで本当に出会えると思うか?
人間は星の数ほどいるが、人生で出会える人間の数には限りがある。出会いを逃すことなく可能な限り会える人とは会い、減点方式でなく加点方式で良いところを見つけたいところだ。
自分に自信を持て
どうせ俺に彼女なんてできないし。。。と何もしないのでは始まらない。
- 俺に合う女は必ずいる。
- 俺はそいつに出会いに行く。
このくらいの自信を持つべし。女性はたくさんいる。その数37億人。その中で自分に合う女性が一人もいないわけがない。
世の中美男美女のカップルしかいないのか?違うだろう?ブサイク代表の芸能人は素敵な出会いをしているじゃないか。しかしながらその人たちは皆自信を持って努力している。
別にアイドルのようにたくさんの異性にモテる必要なんてないのだ。自分に合ったピースを探せば良いのだ。
境遇によっては芸能人と付き合う夢も実現するかもしれない。
現在自分に自信がない諸君はこの記事を読んでくれ。最低限のモテ下地を作れる。
まとめ
出会えない原因の多くは受け身の姿勢と、自ら出会いの場を限定してしまっている事だ。
出会える可能性のある場所や方法はいくらでもある。自分の中の理想やハードル、ブレーキを一旦下げたり取り払うことで、まずはきっかけを作るべきだ。
きっかけは十人十色、諸君らが自分にあった方法で素敵な出会いに巡り合えることを期待している。
諸君らの健闘を祈る!
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