夫婦間におけるセックスの重要性を理解していない日本人は非常に多い。
もちろんそうならざるを得ない環境がある事や、そもそも日本人夫婦が諸外国に比べてセックス率が低い事も承知している。
しかし、セックスレスを解消するだけの努力や方法を諸君は試してきただろうか?
現在セックスレスで悩んでいるのであれば、ぜひこの記事を読んで欲しい。スタイリッシュ専務流のセックスレス解消法を伝授する。
40代以降の半数はセックスレスという実態
「半数がセックスレス」という結果にはある程度「まあそうだろうな」と納得する部分も多い。
問題なのはセックスレスの原因が「お互いの性欲の減退では無い」という事だ。夫は妻に隠れて夜な夜なコソコソとシュッシュしている。
おそらく女性側も何らかの手段で性欲を発散しているのだろう。お互いがそれで良いと思っているのならば問題無いが、大抵はどちらかが不満を抱えているものだ。
セックスレスには10個のデメリットがある
セックスレスでもいいじゃないか!とお互いが心から思っているのなら、それはそれで良い。1つの夫婦の形だ。しかしこの記事に目を通している諸君はそうではないだろう?
セックスレスにはデメリットがたくさんある。この事実を知り、セックスの正当性を訴える材料にして欲しい。
1.ドーパミンが不足し、うつ病のリスクが高まる
ドーパミンは快感や脳の刺激によって分泌され「やるきホルモン」とも呼ばれる。
ドーパミンの不足はうつ病だけでなくパーキンソン病(多くは注釈しないが現状服薬でドーパミンを摂取するしかない、根本的な治療が出来ない難病)の原因にすらなり得る。
これだけでも夫婦間のセックスの大切さについて理解してほしいものだ。
2.不満がたまり、ストレスの元になる
これもうつ病と同様に精神的なものだ。ストレスを溜め続ければ病の原因にもなるし、間違った形で発散しようとすれば悪い方向に向かってしまう可能性も十分にある。
性交渉以外の夫婦生活の中でもちょっとしたことでイライラしたり、何でもない言動が引き金で喧嘩してしまうこと、あるんじゃないか?
3.スキンシップが減り、愛情が減る
男に関して言うならこれは顕著に起こると思って欲しい。何を女々しい事をと言われるかもしれないが、セックスレス夫にとって妻を誘って断られる事のダメージは計り知れない。
何気なく行っていたスキンシップすら「嫌がられているんじゃないだろうか」等と手控えてしまう事は想像に難くない。
無論スキンシップの無い夫婦などただの同居人に過ぎない。愛情が徐々に減少していくのは自明の理だ。
4.妻が老けやすくなる
ここでは敢えて「老ける=女性としての魅力の衰退」と書かせていただく。セックス、スキンシップがない同居人と化した夫婦にとっては身嗜みに気を使う必要が無い(その先に男女の行為が無い)からだ。
つまりはセックスレスの状態が、「女性が誰かの為に綺麗でいたい、女を磨いていたいという」必要性を奪い、結果として老けてしまうわけだ。
5.ストレスホルモンの分泌を抑えられない
ストレスホルモンと言う言葉は聞いた事があるだろうか?要は人間はストレスを感じると防衛本能的にストレスホルモンが出て危機を脱するように出来ている。
しかしセックスレスの状態ではそのストレスホルモンが解消されないまま残るばかりか、セックスレスの状態が続くことこそが人間にとって慢性的なストレスの原因となり、体調さえ崩しかねない。
6.免疫力が低下する
本当か?と思った諸君、今すぐ「セックスレス 免疫 低下」で検索してみると良い。ありがたい研究結果が山のように発表されている。
一般的なセックスという行為そのものを良く考えてみてくれ。
- 体を綺麗にする(清潔保持)
- 興奮する(ドーパミンの分泌)
- 運動(血流が良くなる)
- 心地よい疲れと睡眠(愛情の確認と疲労回復)
私個人としては至極当たり前だと思うが断言する。セックスは健康に良いのだ。
7.性欲が減退する
セックスレスなんだから性欲が減退して当然じゃないかと思っている読者諸君!そういうことじゃない。
セックスレスになると先の通り、ストレスが溜まる。ストレスは性欲に関係するテストステロンを減少させる。つまり、性欲が減退するのだ。
人間には知っての通り「食欲・睡眠欲・性欲」と言う三大欲求が存在する。これらは全ての人間にあって当然であり、無ければむしろ体に異常が起こりうる類のものである。非常にまずい。
8.男性器の不全を招く可能性が上がる
これもセックスレスに直結する問題ではあるが、その先の問題にも目を向けてほしい。
勃起不全に陥った男性が何を思うか、世の女性は想像できるだろうか?勃起しなくなったペニスはただの排泄器であり、何よりも先に男性としての自信を失う事だろう。
それはもちろん精神的にも大きな影響を及ぼし体調不良や病気にも繋がっていく。
オナニーばかりしてるから勃起はする!なんて思っていても、それが原因でいざ女性を前にした時に勃起しない、膣内で射精できないなんてこともある。
9.心臓病のリスクが高くなる
セックスには血行を促進し、血管を正常に働かせ心肺機能を高める効果がある(と私は思っているし、そういった学術論文も存在する)。
がんですら早期発見で完治できる現代社会だが、三大疾病のうちの一つ(心筋梗塞)が夫婦間のセックスで予防できるだなんて、やるしかないだろう!
10.妻の乳癌を見落とす
いくら意識の高い女性であっても自身の身体を四六時中メンテナンスしているわけではなく、まして自分の胸を揉んでしこりや痛みを毎日確かめている女性などいるはずもない(と書きつつ毎日自慰行為等で揉んでいるセックスレス女性にはこの場を借りてお詫びしておく)。
パートナーとのセックスで発見が早くなる可能性は十分に有り得る。
セックスレスは「悪」と法にも明言されている
冒頭で、セックスレスの原因が「お互いの性欲の減退では無い」と言う事が問題なのだと私は述べた。
性欲はある、自慰行為もする、セックスをしようと思えば出来る、だがしない!それは『夫婦間の話し合いが十分では無い』とみなされるのが現代の法なのだ。
実際に肉体的欠陥がないにもかかわらず、夫が1年4か月、正当な理由なく性交渉を拒否し、一方で自慰行為をしていたため、離婚が認められたケースもある。
そう、セックスレスは解消されるべきであって夫婦関係の存続に必要不可欠なもの「セックスレス=悪」と法が認めているのだ。
どんな時にセックスレスを実感した?セックスレス悩むみんなのアンケート結果
- 疲れている、眠い 28票
- 気分になれない 7票
- 体調が悪い 5票
- 子供が起きるからやめて 3票
- もうしたくない 3票
- 雰囲気を作らない 1票
- 体力の問題 1票
- 腰痛 1票
- 暑苦しいから向こうへ行け 1票
セックスレスを経験し、解消した私からすればこんな事でセックスレスを実感し悩むのは努力が足りないと言わざるを得ない。
パートナーは24時間365日、常に「疲れている、眠い」状態なのか?勿論疲れている時もあるだろう。そんな時に無理に誘われる相手の気持ちにもなってみて欲しい。
今日は無理でも○○日までにしたいと伝えたか?パートナーの疲れや眠気を解消する努力はしたのか?気兼ねなくセックスを楽しめる環境や時間は整えたのか?お互いのセックス観について話し合う機会は持ったのか?
・・・失礼、キリがないからこのあたりにしておこう。要はやれることはすべてやった上で物を言えと言う事だ。
そもそもあなたは妻とセックスがしたいのか?したくないのか?
そもそもこの話題は毎日やりまくりのお盛んな夫婦やお互いがしなくても全く問題ないと思っている淡白な夫婦には無縁な話だ。
先述している通り、世間一般論としてただ「嫌だから」という一方的で拒否的なセックスレスは悪である。
夫婦内でどちらかがセックスを求めている場合には、無下にせずにしっかり対策しないと夫婦仲なんて簡単に破綻するぞ?
必要なのは要望が相手に正しく伝わり、納得のいく解決策に辿り着くまで夫婦で話し合う事だ。
セックスレスを解消するために皆がしている努力とは
セックスレスを解消するためにどんな努力をしているのかを聞いてみた。
- こちらからは誘わない
- いつも明るく振る舞う
- セックスレスについてストレートに話合う
- ダイエットをする
- 思いやりを持つことを心がけ、マッサージやスキンシップを意識
- 子供が欲しいと素直に言う
- 家の中の事(洗濯、洗い物など)を積極的にやる
私個人としては「こちらからは誘わない」に違和感を感じるが、これは妻→夫に対しての事なのだろうな。夫からしたいのであれば絶対に待つべきでは無いと思う。
一貫して伝えている通り、最も大切なのは正面からセックスレスに向き合い、納得のいくまで話し合う事だ。その上で「明るく振る舞う」「ダイエット」「家事」はオプションとして行うべきだ。
ただ、一つアドバイスをしておくと積極的に『○○をやった』と言う事をアピールするのは良くない。アピールする事でセックスが『見返り(対価)』として認識されてしまい義務感に繋がる。自然に行うんだ。
妻に拒否される場合は恋人時代を思い出せ
恋人であった頃、新婚の頃からセックスレスな夫婦など少ないだろう。その頃の自分と今の自分を見比べて何か違いは無いか?なぜその頃の様にセックスが出来ないのか。
恋人時代は当たり前にその位の努力をしていただろう?そういった毎日の積み重ねが幸せなセックスに繋がっていくんだ、忘れてはならない。
妻としたくない場合は一度外で遊んでみる
一部例外はあるだろうが、男はいつまでたっても性欲は旺盛なものだ。
- 妻から求められても何となく気が乗らない
- 妻の身体に飽きてしまってはいるがマスターベーションは頻回にしている
こんな男性も多いだろう。
そんな男性は『バレないように細心の注意を払った上で』ナンパでも風俗でも構わない、好みの女性を一度抱いてみると良い。
やはりマスターベーションとセックスは違うものだ、セックスする事で下半身は漲ってきて妻を抱きたい気持ちが甦ってくる事もある。
特に若くして結婚して妻以外の女性経験が少ない男性には特にオススメする。妻の良さを改めて実感すると思うぞ。
実はパートナー以外とのセックスも今は当たり前の時代だったりする。以下のアンケートを見てほしい。
Q.結婚後にパートナー以外の異性と体の関係になった事はありますか?(全体結果)
約半数という結果である。多いな。ちなみに、男女に分けてまとめた所、以下の結果になった。
- 女性→67人中23人が「ある」と回答
- 男性→33人中22人が「ある」と回答
こうしてみると男はやはり弱いなw なんて下半身に正直な生き物なんだw まぁ寛大な心で許してやってくれ・・・。
しかし見て分かる通り女性もおよそ1/3は「ある」と回答している。なぜそうなってしまったかというアンケート結果は下記に記すが、妻を抱いていない夫諸君、パートナーは色々やっているかもしれんぞ?
▼女性がパートナー以外の男性と肉体関係を持った理由
- 喧嘩をして離婚を考えていたから勢いで
- 旦那とはセックスレスなので刺激が欲しかった(4票)
- 夫も外で他の人とそういう関係になっていたから仕返し
- 相手のことが好きになってしまった(3票)
- 夫に不満があったから
- 同窓会で久々に会って
- パートナーと喧嘩ばかりでストレスが溜まっていたので
- 元彼と再開してつい関係を持ってしまった
- 酔った勢い(2票)
- マンネリ化していたので刺激を求めて(2票)
- 私の性欲が強すぎて夫が断るので
- 夫と不仲だった時期に優しくしてくれた男性と。寂しかったから。
- 恋愛の相談に乗っているうちに自然と肉体関係を持った
- 家事や子育てのストレス発散のため
▼男性がパートナー以外の女性と肉体関係を持った理由
- マンネリで刺激を求めて(3票)
- 飲んだ勢い
- その場の流れ
- 綺麗な人で性欲が刺激された(3票)
- 自分の気持ちに嘘をつかず、正直に行動した結果
- 相手を好きになってしまった
- 妻とセックスレス(3票)
- 欲求不満だった(2票)
- 性に貪欲だった(2票)
- 元カノとの関係を引きずってしまった(3票)
- バレなければ良いという軽い気持ち
- 妻と喧嘩ばかりだったので癒やしを求めて
- 結婚後は家族になるため、性的な関係を持続させにくいから
- いいなと思う子を誘ったら付き合ってくれたのでラッキー!
アンケートというのは世間体を気にして正直に答えない者やそもそも参加しない者も一定数いる事を加味すれば、この数値と言うのはかなりの割合でパートナー以外との異性との肉体関係が発生している事を意味する。
まだまだ日本も捨てたもんじゃないな、個人的な意見としてはバレないという前提があればその範囲の中でどんどん遊ぶべきだと思う。
かく言う私もセックスレスを解消するきっかけとなったのは妻に内緒での風俗がきっかけだ。そこで妻とのセックスに対する欲望を取り戻した後真剣に話し合い、今では定期的にセックスを楽しめているし、勿論夫婦関係も円満だ。
まとめ
ここまで様々な視点からセックスレスについて触れてきたが、断言する。
セックスレスを解消する為にはパートナーとの話し合いしかない。自分がセックスに対してどんな思いを持っていて、パートナーに何を求めているのかをしっかり伝えなければ何を考えているかなんて伝わるはずも無い。
行動から気づいてもらおう、感じ取ってもらおうなんてのは絶対に無理だ。人間はエスパーじゃないからな。
セックスレスと言うのは需要と供給のミスマッチだ。全ての条件を曝け出した上で落としどころを見つけなければならない。
落としどころすらない拒絶は「悪」だと法が示している以上、話し合いも無しに不貞行為が発覚してみろ。こんなに苦しんだのに悪いのは全て不貞行為をはたらいた君になる。そんな理不尽な事になる前に真剣に話し合っておくんだ。
話し合いの結果として「性欲は外で好きに発散してきてくれ」と言われるならそれも落としどころじゃないか?
希望と信頼、覚悟と尊敬をもって夫婦になったんだ。話し合う事で解決は出来る。自分の信じたパートナーを信じて切り出してみてくれ。この記事がその「きっかけ」になる事を切に願う。
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