私は以前「自分は歌が上手い」と思ってた。もしかしたら歌手になれるんじゃないか?そう思った程だ。だがそんなことはなかった。自分の歌声を録音し聴いてみたら普通に下手だったのである。
しかし、しかしだ。今は女性とカラオケに行くと「めっちゃうまい!すごい!(抱いて)」と言われるようになった。それは、私が歌を上達させるために正しい方法をとったからに他ならない。
この記事を読んでいる諸君らも、おそらく以前の私の様に歌下手なのではないだろうか?もしくは上手いと思っていても周りにもっと上手い人がいっぱいいて落ち込んでいる状態ではないか?
日本はカラオケ文化だ。人前で歌う機会がめっぽう多い。その為、人前で歌っても恥ずかしくない最低限の歌唱力を身につけたい人はたくさんいるだろう。
もちろん一般人のレベルを超え、もっとたくさんの人に歌声を聴いてもらいたい人もいるだろう。そこで今回は、歌下手が歌ウマになる練習法を伝授する。
- 声は良いのに歌下手で格好悪い。
- 歌下手すぎてそもそもカラオケに誘われない。
- 誘われて行っても歌わないからノリが悪いと思われる。
そんな人の希望になるように書いたつもりだ。
もちろん私も、これから紹介する練習法を1ヶ月やった時点で、とりあえず人前で歌う事が許されるくらいのレベルにはなった。
是非参考にして歌下手を卒業して欲しい。歌下手が急に歌ウマになると、評価がガラリと変わるぞ!
歌下手が歌ウマにクラスチェンジするメリット4つ
「別に歌下手が歌ウマになるメリットなんてたかが知れてるだろ?プロになるわけでもないし。練習しないといけないしデメリットの方が多そう。面倒くさいバーカバーカ。」
と後ろ向きで卑屈な奴らは思うだろうが、歌下手が歌ウマにクラスチェンジする事は実はメリットだらけなのだ!
人生が大きく変わるかもしれない大きなメリットを5つ紹介するので、目を両指で限界以上に開いて心に焼き付けるのだ。
1.歌が上手く歌えるようになると純粋に超気持ちイイ
人生に於いて気持ちの良い時間が増えるということはとても良いことだ。歌が上手く歌える様になると純粋に気持ち良く、なにより自信がつく。
今まで聞くに耐えなかった自分の歌下手ボイスが嘘だったかの様に、耳から聞こえてくる自分の歌が良い。そうなると自分の声に自信が持てる様になり、毎日が楽しくなるのだ。
さらに言えば自分の声に自信がなく、話すことさえ楽しくなかった毎日が逆転し、人生が楽しくなる可能性だってあるのだ。私は今、毎日が楽しい。
2.かつて「歌下手だな!」と言ってきた友人を見返せる
歌が下手なら誰でも経験があるだろう。カラオケで自分が歌い終わった後に一瞬シーンとした空気が流れ、特にこれと言った感想もなくその歌がなかったかのように次の曲へ移行するあの謎の間を。
あの瞬間の周りの心境は「感想を述べようとしたが特に感想が浮かばず、下手とも言えずに思考が停止した状態」なのだ。まだ下手だと笑ってくれた方がネタになるのにな。
本当のブスには怖くてブスいじりできない…みたいなものだ(本当に失礼)。
歌ウマになるメリットはそんな微妙な間を作ってくれた友人共を見返せる事だ。歌下手の諸君らが、歌ウマを披露するだけでその友人は目を見開き驚くだろう。
その快感と言ったらもう・・・(ビクンビクン)
そんな友人はその後「お前のあと歌いたくねぇ~よ~(震え)」などと発言し、畏怖の念を抱く事だろう。
3.デートの幅が広がる
歌ウマになるメリットは恋愛面においてもプラスになる。デートコースでカラオケに行く事ができるからだ。
シンプルに歌うのも良し、深い話をするのも良しだ。密室なので自然とお互いの距離も近くなる。
また、お相手の異性がカラオケ好きだった場合、自分が歌下手でカラオケを拒否し続けるとお相手の楽しみを奪ってしまう。しかし、歌ウマになる事で楽しみを奪う事もなく、一緒に楽しめるのだ。
4.出会いの幅が広がる
歌ウマになるメリットとして、出会いの幅が広がるというのもある。
最近ではSNSでの出会いがごく当たり前になりつつあり、その流れに乗りSNSでカラオケコミュニティを通じて出会える事もあるのだ。
また、カラオケの全国採点機能などでも遠方の人と知り合う事もできるし、YouTubeにカラオケ動画を投稿する事で、視聴者と実際に出会えるなんて事もごく普通にある。
歌がウマいと注目されるのは当たり前だ。大部分は歌下手だからな。だからこそ、歌ウマがきっかけでお付き合いするカップルがいるのだ。そんな光景を私は何回も見てきた。
ちなみに私も歌がきっかけで出会った事があるので、非現実的な話ではない。
出会ったのは同い年の男だったが。いやぁ良い酒だった。
超簡単!誰でもできる歌下手改善メソッド8つ!
実は歌下手でもポイントさえ押さえれば意外とすぐに改善できることはあまり知られていない。
それこそ真剣に1ヶ月練習すれば、人が感動するくらいのレベルまでは到達しないが、人が聞けるレベルくらいにはなるのだ。
人が聞けるくらいのレベルというだけで歌下手にとっては夢の様な話だろう。
ここからは、1ヶ月真剣に練習するだけで誰でも簡単に歌下手を改善できる、夢のような歌下手改善メソッドを8つ伝授する。
ただし簡単と言っても歌下手を克服しようという真剣な気持ちは最低限必要なので、肝に銘じておく様に。
1.自分が歌下手な理由を分析する
まずは自分の歌を録音する。そして聴く。聴いてみて自分が歌下手だと感じる理由を抜き出すのだ。
下手だと感じた部分の理由を更に分析していく。
- 音程が取れていないのか?
- リズムが取れていないのか?
音程が取れていてもリズムが取れていない場合もある。その逆も然りだ。自分の下手な箇所、つまり足りない部分を補う事や知る事が重要なのだ。
2.歌を良く聴いて音程を完璧に理解する
歌下手の人は歌を良く聴いていない状態で歌っている場合が多い。だから音程が合わないのだ。
音程が合わないのは歌をちゃんと聴いていないと思った方が良い。音程の理解が浅いまま歌うので更に音程が合わなくなる。
また音程が合わない典型的なパターンとして、曲を聴きながら一緒に歌ってしまって音程を間違えて覚えている事が多い。
改善法として、しっかり曲を聴いた後、さらに曲をしっかり聴きながら、鼻歌で自分の音程をチューニングするのが望ましい。
鼻歌で歌う事により、きちんと曲を聴きながら音程を合わせる事ができる。
ある程度音程が合ってきたなと思えば最後に曲を聴かない状態で鼻歌を録音するのだ。合っていればOK。間違っていれば、再度鼻歌で音程を合わせるのだ。合っていなければこの作業を繰り返す。
3.自分の声域に合った曲を選ぶ
歌下手の共通点は、自分の声域を知らない為、自分の声域と合っていない曲を選曲している事が多い。まずは自分の声域を把握する事が大切だ。
オススメなのが、ピアノアプリを用いて自分が無理なく出せる1番高い声と低い声を把握する方法だ。
高い声は声帯を締めて苦しそうに出すのはNG!また、低い声は声量が維持できる1番低い音を心掛ける。そして、自分の歌いたい歌の1番低い音と1番高い音を自分の声域に照らし合わせるのだ。
ちょうど合致していればその曲は原曲で歌える。また、キーの高さが違っても、声域の幅が同じならばキーを高くしたり低くしたりする事で歌う事も可能なので頭に入れておいてほしい。
いわゆる十八番とは、声域が上手く合致した曲と言える。
4.曲を聴きながら身体を動かしてリズムを把握する
リズムが取れない歌下手の場合も曲への理解が足りていない事が多い。改善のコツとしてただ歌うだけ聴くだけでは無く、手を叩いたり身体を揺らしたりしてリズムを把握しよう。
また、テンポが変わる曲などは変わるタイミングを何度も聴いて把握する。とにかく聴く、聴く、聴く、体を動かしつつ聴く。
原曲を聴かなくてもリズムが取れるようになれば、その曲のリズムは十分に取れていると言えるだろう。鼻歌を混ぜてリズムと音程が同時に取れているかの確認をしよう。
そしてここまで実践できれば、とりあえずは人前で歌って恥ずかしくないレベルには到達しているだろう。
5.少しずつテクニックを練習して身につける
ここまでの歌下手改善法を試して人前で歌って恥ずかしくないレベルまできたら、次は少しずつテクニックを練習していくことをオススメする。
このレベルで最低限身につけたいテクニックはヴィブラートだ。歌下手の諸君らでもご存知だとは思うが、語尾を揺らす声で曲にアクセントをつけるテクニックだ。
このヴィブラートをマスターすればぐんと歌ウマに近づく。その他にも、エッジボイス、ミックスボイスの練習、ブリッジの克服など様々な事を試す必要があるが、1~4の項目が全てできてからで良い。また、これらは文書では大変説明が難しいのでYouTubeなどでの検索を推奨する。
様々なトレーニング方法などを詳しく教えてくれるチャンネルがあるのでぜひ参考にしてほしい。
ここまで歌に本格的に取り組み、出来る様になると「カラオケレベルではかなり歌ウマの人」という評価を受ける事ができるだろう。
6.歌詞を理解して歌い方に抑揚をつける
歌詞の内容を理解し、歌手がどのように感情を込めているか、どのように抑揚をつけて表現をしているかを把握する事も歌ウマへの近道だ。
当たり前だが、悲しい部分は悲しそうに、盛り上がるところはテンションを上げて盛り上がるように歌う。
実際の歌手のレコーディング風景を見た事がある人には分かるかも知れないが、ここはこんな感じで!ここはもっとこうして!などとプロデューサーに指示されている場面がある。
販売される音源(CD)などは販売されたら撮り直しが効かないので、とにかく細かく歌い方が決まっているのだ。
ここまでの事を考えて歌えればかなりの歌ウマであると言える。声質によってはプロにも匹敵する歌ウマだと言える。
7.オリジナルな歌い方を身につける
いくら歌が上手く抑揚があっても、「あれ?これってあの歌手のモノマネでは??」となる時が多々ある。特に歌い方に癖のある歌手の曲を歌ったときに顕著に現れる。
例えばL’Arc-en-Cielなどだ。多数の人はL’Arc-en-Cielの曲を歌う時、hydeが憑依してしまいhydeの歌い方に引っ張られるw
本人は気持ち良いが聞いている周りは「さぶっ!」となる(特にビジュアル系になりきるブサイクな・・・)
歌手の真似をするのは上達するコツではあるが、程々にしたいところだ。プロでも好きな歌手へのリスペクトが強すぎて歌い方が誰かと似てしまうことがあると言う。
「どうしてもモノマネになるんです」という人もいるだろうし「モノマネでも良くね?」という人もいるだろう。
そんな人に見てもらいたいのがミュージックフェアなどの音楽番組だ。一度は見たことあるとは思うが、番組内では歌手が別の歌手の曲を歌う事が多々ある。カバーと言われるものだ。
よく思い出してほしい。モノマネなどではなく自分の歌い方をしているのが分かるだろう。「歌詞を理解し、自分ならこう表現する」というオリジナルの要素こそ歌ウマの秘訣であり、そうする事で単にモノマネにならず、自分の本来の良さを出せるのだ。
まあ大抵はオリジナルを超えることはないのだがな。そりゃそうだ。自分の曲と他人の曲は違うのだから。
8.自分の歌に自信を持つ
ここまで紹介した上記全てのトレーニングを積めば、もう歌下手なんて言う人は世界中で一人もいないはずだ。あとは歌下手時代に傷つけられたメンタルを回復させ、自分の歌に自信を持つだけだ。
上記のトレーニングを全て完璧にこなせば自ずと自信が持てるようになるだろう。
ただ注意してほしいのは、あまり自信を持ちすぎると「俺の歌を聴け!」というジャイアニズムが顔を出すことになる。
ある程度の自信は持ちつつ、トレーニングを始めた頃の初心を忘れずにいる事が大切だ。
歌の練習をしたいのに練習場所がない!本気で歌える場所4つ
歌ウマになる過程でぶち当たる問題、それは練習場所だ。歌の練習をしたいのに練習場所がなくて本気で練習が出来ない。そんな悩みは誰しもが感じていると思う。
自宅で練習しようにもそもそも一戸建てとは限らないし、防音対策なんぞされていない家がほとんどだろう。マンションや団地などは言うまでもなく近所迷惑になってしまう。
妥協して、家で声を抑えて歌っているというパターンがあるが、抑えて歌うのとしっかりとお腹から声を出して本気で歌うのとでは声の出し方が変わるので練習にならない。リズムや音程の練習がせいぜいだろう。
そんな諸君らの悩みを解決すべく、誰にも迷惑をかけずに本気で歌の練習ができる最適の場所を4つ紹介しよう。本当に歌の練習が捗るので、是非参考にしてほしい。
1.高架下
鉄道や幹線道路、高速道路の高架橋の下は当たり前だが住居には適さない。住居に適さないという事は人がいないし、常にうるさいという事であり、本気で歌の練習をするのには適した場所となる。
トランペットなどの管楽器を練習している人を見かける事もあるだろう。ただ、いくら練習に適しているからといっても人の目があるし、ダンボールにお住まいの方もたまにいるのでその辺りはチェックする必要がある。
ハートが強くてお金を掛けずに歌の練習をしたい人にはオススメの練習場所なのは間違いない。
2.スタジオを借りる
お金に余裕があるのなら防音設備の整ったスタジオを借りるのも一つの手だ。スタジオを借りるなんてハードルが高いと思うかもしれないが、素人やアマチュアの人も借りている事が多く、意外と安い。
1時間で500円とかは結構ザラだ。検索すればたくさん出てくるので近所にないか調べてみると吉だ。
3.一人カラオケ
練習場所と聞いて一番に思いつくのがカラオケという人も多いだろう。今はカラオケにかかる料金も安く、時間帯さえ気を付ければ、フリータイムで1000円以下なんて事もあり、かなりの時間練習ができる。
また一人カラオケ専門店などもあるので、一人カラオケが初めて、また恥ずかしい、という人でも気軽に利用できる。スタジオとの料金を比較して、自分に合った練習場所を決めるのも良い。
4.自宅
「だから自宅だとできないんだっつーの」いやいやちょっと待て、落ち着け落ち着け。練習しようと思えばすぐに練習ができるのが自宅だと言いたかった。
しかし、冒頭でも言った通りそれが出来ないから他の練習場所を探そうという事になったのだが、実は対策があるのだ。
自宅での練習にあたって一番の壁が音漏れによる近所迷惑の懸念だ。しかし、その問題さえクリアすれば自宅でも練習が出来るという事でもある。そこでオススメなのが、吸音材だ。
吸音材を部屋に敷き詰めればなかなかの防音効果が得られる。百均の使い物にならないものからプロ仕様のものまであるが、1万円以下で買えるものも多い。
Amazonなどで「高密度吸音フォーム」と検索すればたくさん出てくるのでぜひ参考にして欲しい。
もっと安く本気で歌える環境を作れる、そう『UTAET(ウタエット)』があればね
歌の練習を思いっきりしたいけど、スタジオや一人カラオケに行く時間がなかなか取れないこともあるだろう。自宅に吸音材を敷き詰めても、それを超える音が漏れるかもしれない。これでは結局声量を抑えた練習になってしまう。
だからこそこの『UTAET(ウタエット)』を紹介したい。
おそらく『UTAET(ウタエット)』は諸君らの要望を叶える一品となるだろう。なぜなら、『UTAET(ウタエット)』は環境を変えるものではなく、自分の声を変えるものだからだ。
仕組みは簡単なのだがその機能がすごい。自分の声が1/3に消音できるのだ。簡単に言うと全力の歌声を人の話し声程度のデシベル値に抑える事ができる。
それだけでなく、本体から伸びているイヤホンをつけると「骨伝導を通さない自分の生の声」を聴く事ができる。つまり、自分の歌声が「客観的」に聴けるのだ。
もちろん片方の耳はフリーなので、音楽を聴きながら練習もできる。つまり『UTAET(ウタエット)』があれば、カラオケに行かなくても、スタジオを借りなくても、部屋に吸音材を導入しなくても、全力で歌える環境が超簡単に手に入ってしまうのだ。
実はそれ以外にも歌ウマになるために必要な、それでいて普通に歌っていたのではなかなか鍛えるのが難しいある部分を鍛える機能がついているのだが、その件に関しては公式サイトで自分の目で確かめて欲しい。
⇒自宅で全力カラオケ練習『UTAET(ウタエット)』
プロの指導を受けて2ランクアップの歌声を手に入れる
プロの指導を受けることで一番大きなメリットは間違った方向に努力しないで済むということだ。独学の場合「自分はこうだと思っていたが実際は違った」ということが多々起こり得る。
自分を客観的に見て、問題点を見つけ出し、それを修正する。それが得意であれば良いだろう。だがみんながみんなそういう人間ではない。
自分の問題点が良くわからず、どのトレーニングでどの部分を強化して良いのかわからない人も多いのだ。
その点、プロの指導があれば一回歌っただけで問題点がスグにわかる。つまり、対策方法もスグにわかり、歌の上達速度がギュインギュイン上がるのだ。
しかし、諸君らはこう思うだろう。
- プロを目指すわけでもないのにボイトレなんて
- ボイトレ受けてみたいけどハードルが高い
などとな。
だが安心して欲しい。今やボイトレはプロだけでなく庶民の趣味としてポピュラーな存在になっている。趣味でギターを習うのと同じ感覚だ。自分自身という楽器の扱い方を習いに行くんだと思えば良い。
『Vocal Lesson MyU』は初心者からプロ志望まで幅広く対応したマンツーマンボイストレーニングスクールだ。
関東圏内という縛りはあるが、小学生~80代という幅広い年齢層が通っている。通う生徒の7割はレッスン経験のない初心者だ。
中には、「音痴を治したい」「滑舌を良くしたい」という目的で通っている人もいる。目的に合わせたレッスンを受けられるのが特徴だ。
マンツーマンレッスンの料金も月2回で1万円と良心的だ。ちなみに友達同士で通えるペアレッスンやトリオレッスンなんてものもある。一人じゃ恥ずかしいという場合は友達と一緒に行ってみても良いだろう。
ただ、相対的にレッスン時間が減るので一人をオススメするがな。
入会金0円。無料で体験レッスンも受講できる。独学に自信がない、最短距離で歌上手になりたい人は一度無料体験に行くと良いだろう。
⇒安心のマンツーマンレッスン『Vocal Lesson MyU』
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